たいしたもんだと感心

先日、とある商材説明(コンサル関係)の営業を会社で受けた。
今までに同じ商材を別会社数社から何度か受けていたのだが、どうも説明にピンとこなかったり、この人にコンサルを受けるのはちょっと疲れるかな、など色々と考えてしまうこともあり、どこに発注するか決めかねていた。
まあ今回の説明もどうだろうか・・・、とあまり期待しないで会ったのだが良い意味で期待を裏切っていただいた。
というのも説明してくれた営業の方の説明は非常に分かりやすく、端的にパッパパッパと説明してくれるので非常にテンポが良い。
そのため、つい「営業うまいですね」と言ってしまったほどだ。
下手な営業マンというのは経験上、とにかくテンポが悪いことが多い気がする。
こまごましたことを難しい業界・専門用語を並び立ててじっくりと商品説明してくれる
商品説明の途中に寝かけたことは一、二度どころじゃない。
逆にできる営業マンは、とにかくテンポが良く、重要ポイントの説明にパワーを注ぐ。
そしていつのまにか自分のペースにはめこみ、お客さんを自分のファンにさえしてしまう。これができればもうプロ営業マンなんだろうと思う。
今回の営業マンはまさにこんな感じだ。
そして営業が終わり帰社され1時間後には、
『本日は貴重なお時間を割いて頂き、誠に有難うございました。』
とお礼メールが届くこの素早さ。
めちゃ早いな、と感心し、『こちらこそありがとうございました。大変よく分かりやすいご説明でしたので前向きに検討させていただきます。』という感じのメールを返信した。
すると、返信して間もなく再度メールがあり、
是非、御社経営理念の第1条でもある”とにかくやろう”の精神で○○(商材名)にチャレンジしてください。このチャレンジが次のチャレンジに繋がるよう、私共が万全のコンサルティングでご協力させて頂きます。』
と返ってきた。
今まで会社サイトを見て来られて営業ネタにする営業マンはいっぱいいたが、経営理念を営業材料にする人は初めてかもしれない。
この人は非常におもしろい感性を持っているなとつくづく感心した。
こういう営業力というか洒落たことができる人などは、こちらにまだない『何か』を自分に与えてくれることが多いので非常に良い刺激になる。
いやいやホント良い刺激を受けさせてもらった。ありがとうございます(契約するかは別問題として・・・)。

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