大阪勧業展2009の感想

今日と明日、大阪府立体育館で開催の「大阪勧業展」に行ってきた。
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本当は今日から東京出張の予定だったけど、この台風18号のために中止になった。
アポのお約束をいただきました皆様、申し訳ないです。
大阪勧業展は、去年試しに出展したのだけれど、残念ながら去年は満足の得られる成果はでなかった。
敗因は、営業ターゲットとなる来場者の絞込みが十分ではなかったことと(誰でもかれでも営業してしまったこと)、その後のフォロー営業に手間取ったことだと考えている。
今年懲りずにリベンジしようと思ったが、諸事情で一年見送ることにした。
今日、朝10時半くらいに大阪府立体育館に到着し、一時間ほどブースを見て回ったのだけれど、う~ん、やはり他のインデックス大阪やビックサイトのビジネス展示会などと色々と違う。
今回他の展示会と違いを感じたことは以下のこと。
1)一方通行
やはり今年も会場内は一方通行。自分が知る限りビジネス展示会で一方通行なのはココくらいだろう。
今日は、機械、建設、生活関連、科学、環境、物販、IT、その他サービスといったエリアを順番にくるくる回っていかないといけない。
出展者からしてみれば自分たちの業界に本当に興味ある来場者に商品訴求をしたいだろうになぜ一方通行にするのだろうか。
来場者も時間制約あるなか、興味のない業界エリアを強制的に回らないといけないよりは、自分の興味ある業界エリアに行きたいだろうに。
一度通りすぎると、またスタート地点から基本やり直しになるのも面倒そのもの。
非常にこの仕組みは不満だ。
2)スタッフの質
インテックス大阪やビックサイト、幕張メッセでのビジネス展示会の場合、出展者の営業マンやバイトスタッフなど一通りのスタッフが自社商品についてある程度の知識を持っている。
そのため、だいたいがブース前の誰に聞いても商品説明が聞くことができる。
しかし、なぜかこの大阪勧業展に出展している出展者の中には、まったく商品知識のないスタッフやバイトスタッフが多くいる。
中には、商品や事業のことを聞くと、
「いま誰もこのこと分かる人いないんで、また連絡しますわ」

「スイマセン、、、私あまりこのサービスについて知らないんで」
とあっさり分からない宣言をあちこちで聞かれる。
ひどくなると、「留守番してるだけなんで」と。
留守番って・・・
出展費用払ってそりゃないだろ・・・
スーツをびっしと着こんだ20~40代の営業マン風の人は、だいたい大丈夫なのだが、明らかに今日だけに呼ばれたと思われるバイトスタッフや、椅子に座りピクリとも動かないおっちゃんにあたると満足な答えが得られないことが多い。
他の展示会なら、バイトスタッフにもしっかりとした教育がなされているのか、商品に関して「分からない」という発言はあまり聞かれないのだが、今回のこれらの出展者は教育をしていないのだろうか。
せめて最低限の商品説明ができるように教育してからブース前に出すべきだと思う。

3)やる気

他のビジネス展示会なら、商品説明を聞いたものなら、必ず「名刺交換お願いします」や「後日改めてご連絡させていただきます」と積極的な営業攻勢に出てくるのに、なぜか勧業展の営業マン達は遠慮しているのか、はたまた消極的なのか、いやもしかすると相手にされていないのか名刺交換さえ要求してこないケースが多い。
名刺もらわないと次なるフォロー営業ができない、とは考えないのだろうか。
という訳で、勧業展の一番の感想は一部出展者の営業体制のやる気のなさかもしれない。
せっかく小ブース63000円払って出展しているのだから、もっと頑張って営業しようや、と関係ながら感じてしまう(ビックサイトの10分の1以下の費用だからやる気が出ない!?)。
という訳で、機会あればリベンジ出展をしていきたいと思います。

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