奥さんと車選びの違い

昨日の車選びの続きです。
今回の車選びでは、奥さんと自分とで選ぶ際の注目点が異なりました。
(自分)
・燃費がいいか
・荷物が多く載せられるか
・欲しい装備は特になし
・色は白・黒以外の明るい色
(奥さん)
・アクセルとブレーキの利き具合はいいか
・制動性はしっかししているか
・足回りがしっかりしているか
・欲しい装備はエアロとフォグランプ
・色は黒
なんかおかしいですよね。
そうなんです。我が家はフツウの旦那さんと奥さんとで欲しい機能・装備が逆なんです。
なぜこうなるかと言えば、わたしと奥さんが知り合って初めて車デートをした頃から始まります。
付き合い始めて初めて車でどっか行こうか、となった時になぜか奥さんが「私の車で行こうよ」と言ったので奥さんに車を出してもらいました。
一体どんな車なのか全く何も聞かず、勝手に軽とかヴィッツとかデミオみたいなカワイイ系の車で来ると思っていました。
が、待ち合わせ時間になって奥さんが乗ってきた車それは・・・
遠くの方から「ブオ~ン、ブ~ンブ~ン」と重低音を響かせてそれはやってました。
きたのが日産のシルビアS13
そう、走り屋の漫画「頭文字D」にも登場する走り屋さんの車です。
エアロにホイル、ハンドルはもちろん走り屋仕様、車高も低くしガンガン攻めます、という雰囲気満点。
もちろん初めての車デートでドリフトをくらいました。
その日のデートの率直な感想は「えらいヤツと付き合ってもうた・・・これからどうする・・・」。
聞くと車が大好きで、休みの日はシルビアで走りに行っていくのが趣味とのこと。
そんな訳で奥さんは今でこそ随分大人しく運転するようになりましたが、車選びの基準はやはり「快適性」「使いやすさ」ではなく「走るかどうか」なのです。
ディーラーに行っても、
「エアロはオプションでいくらですか?」
「スペアタイヤはどこにしまってるんですか?」
「リヤスポイラーは標準?オプション?」
「ブレーキはもちろんディスクですよね?」
とフツウの奥さんが聞くことは何も聞かないので、しまいには営業マンとマニアックな車談義になります。
そして、「奥様からスペアタイヤがどこにしまわれているかなんて初めて聞かれましたよ」と驚かれる始末。
でも、結果的には候補になったヴォクシー、セレナ、ビアンテの中から結局選んだのは一番走りで劣るかなって思うセレナ。
やっぱり最後は家庭をあずかる主夫の意見が通りました(通しました)。

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