「公務員からの教え」あらすじ

公務員からの教え
今までのあらすじ(第3章途中まで)
大学院でベンチャービジネス学を学ぶわたし(すだ)は、どこにでもいるフツウの22歳の学生。
将来、経済関係の仕事に就き、そしていつかは自分の会社を起こすことを目標とするため、企業経営学や商学をそれなりにせっせと学んでいた。
そんななか、ふとした現役公務員さんと関わる出来事が立て続けに起こったことがきっかけとなり、公務員として働き、行政の立場から経済関係の仕事をすることに情熱を感じるようになる。
公務員試験まで時間がなかったもののとりあえず受験した試験で奇跡の一発合格。
そして、わたしが入庁したのは職員数4万人の大阪市役所だった。
大学院在学中に公務員試験に合格したわたしは、「将来いつか会社を興す」という目標をいったん諦め、大学院をたった1年で中退。そして2001年から大阪市役所で働くことを決意する。
公務員として経済関係の部署で仕事をすることに夢や目標、希望を見出し、意気揚々と入庁したわたしをまっていたのは、巷で囁かれるどおりの旧態依然とした役所内の何ともいえない雰囲気だった。
誰もがやる気のない3週間の新人研修が終了した後に待っていたのは、まさかの「保健センター勤務を命ずる」という予想外の配属辞令。
夢が現実に敗れた瞬間だった。(←ここまで第2章)
入庁してたった1ヶ月で憧れと現実のギャップに戸惑いつつも、いよいよ本格的な公務員、公僕としての仕事人生が始まった。
そんな折、保健センター配属初日に歓迎会を催してもらった。
職場の皆さんは非常にフレンドリーで頼りがいのありそうな皆さんに一安心を感じるわたし。
が、その中で異質な存在感を放つのが直属の上司、手島係長だった。
歓迎会にも関わらず、二次会でまさかの2時間の説教。
そして、GWが明けても説教の頻度は続く。
そう、手島係長は庁内でも新人職員に有名な「新人キラー」だったのだ。
業務内容はまだちんぷんかんぷん、直属の上司は鬼上司とこれから先の公務員人生に不安を感じ始めてきた。(←ここで第3章14くらいまで)
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