公務員を辞めたい人が増える時期

4月、5月と自分のブログアクセスが増えている
去年もそうだったけど、4月、5月は下のようなキーワードでの訪問者が増える。
「公務員 辞めたい」
「公務員からの転職」
「公務員 転職」
「公務員 起業」
「公務員 退職」
民間企業で働いている人は、公務員を辞めたい人なんて多いの?って思うのが普通みたいだけど、公務員でも辞めたい人はわんさかいる。

上のキーワードで言えば、「公務員 辞めたい」のキーワードだけど、5月に200人のアクセスがあった。3ヶ月前の2月はこのキーワードで約70人のアクセスなので、だいたい5月は2月の3倍になっている。
そこで、なぜ4月、5月は上のキーワードでの訪問者が増えているのか考えてみた。
まあ考えるといっても答えなんて分からないけど恐らくは、
・4月は異動のシーズン
・GW明けの五月病
・3月末の退職者の姿を見ての退職願望
などが考えられるけど、個人的には多分「異動のシーズン」というのが一番の理由の気がする。
多くの役所は、民間と違いあまり異動は多くなくて、例えば大阪市役所の係員(俗のヒラ社員)の異動は年に一度、この4・5月の時期にしか行われない(しかも係員の場合、だいたい同じ職場に3年~5年はいる)。
係員を含め役職者もだいたい年明けくらいから異動の噂がちらほらと入ってきて、『おれ次異動しそうやな~』とか、『次こそ絶対に異動してぇ~』というそわそわする雰囲気がどことなく出てくる。
そこで希望通りの異動を無事成し遂げられた人はいいのだけど、やはり役所も会社と『組織』という点では何ら変りはなく、全員の要望にはいちいち関わっていられないので、
A 全く希望と違う職場へと配属
B 異動と思いきや、もう一年残留
という憂き目ももちろんある。
自分もこの両方とももれなく味わったので、悔しさというか、何ともいえない気持ちは非常に分かる。
Aの場合は、次の異動の機会まで数年間はそこで仕事を頑張るしかなく、Bの場合は異動する気マンマンだったのにあと一年また待たないといけない。一年は本当に長く感じるものだ。
どちらにしても、やはりなかなかモチベーションを今までのように平然と保つのは難しい。この異動に失敗したときの心情は役所でも民間でも一緒だろう。
となると、前々から退職願望(自分の場合は起業願望)がある人は、つい「公務員 辞めたい」「公務員 転職」というキーワードで検索して、「おれもそろそろ・・・」と考えてしまうのではないだろうか。
まああくまでもこれは自分の想像ではあるけど、公務員を辞めたい人はキーワード検索数からも想像以上に多いことは間違いないので、辞めたい人は、辞めるメリットとデメリット、将来の仕事・人生目標が明確にあるか等を色々と考えて決断をしていって欲しいな、と思う。
ちなみに、自分が知っている限り、前向きな理由で公務員を辞めて転職した人、起業した人の多くは非常に良い顔をしている。お金の面では退職前後でどうなったかは分からないが、何というか生き生きとされている感じだ。
自分も辞めて公務員時代の生活とはかなり変ったが、辞めて会社を興したことを今のところは良い判断をしたと思っている。何というか非常に人生に横の広がりと縦の奥深さが加わった感じだ。
公務員を辞めて起業されたい方は、一度ご連絡お待ちしています!
※後ろ向きな理由で辞められたい方は、自分ではどうにも助けることができないので前向きな理由で辞めたい人からのご連絡を待っています。
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