KUROの生産終了とグーチョコランタン

最近のニュースで、昨年の11月に買ったばかりのパイオニアのプラズマTV「KURO」が生産終了&事業撤退というニュースが流れていた。
買ってまだ4ヶ月事業撤退とは正直、ツイていない・・・
サポートは8年間継続するらしいが、まあ買えるうちに買えてラッキーだと思おう。
KUROのTVは、それはそれは美しい。
以前はパナソニックのプラズマTVを使っていたが、あまりの美しさに一瞬で虜になってしまい買わずにはいられなくなった。
完全に一目惚れだ。
会ったその日から常に頭に中にあり、他の事に集中できなくなる。
まさに学生時代によく自分に起こっていた一目惚れと同じ現象だった(まず一目惚れは成就しなかったけど・・・)。
KUROの映像の美しさ、音質など機能に関して問題など何一つ感じていない。
現状でKUROに勝るTVはないんじゃないかと思うくらいの完璧な出来栄えだ。
ただ、価格設定、マーケティングが下手くそすぎたようだ・・・
いくら良い製品を作っても、売れなければ意味がないという『悲しい実例』になってしまった。
ニュースによると、残り3000台を生産して完全事業撤退らしいが、予約が殺到し、50インチ型は今から予約しても夏前入荷なるらしい。今から売れ出すとはこれまた皮肉だ。
TV購入を考えている方は、残り8年のサポートだが、ぜひKUROを検討して欲しい。
まさに完璧なTVなのは間違いない。
それにしても、最近、「~し始めたら、それが終わり」という災難によく遭う。
PS3のソフトを買って1週間後にオンラインサポートが中止になったり、めちゃくちゃ上手いカフェマキアートのお店を見つけ、これから頻繁に通うか、と思ったら1ヵ月後にメニューからなくなったり。。。
そういえば、今日も似たようなことがあった。
ウチの奥さんが前々からNHK教育放送の「おかあさんといっしょ」の「ぐ~チョコランタン」というキャラクターのコーナーが好きで、それのおもちゃやグッズなどをよく買っていた。
どうしても放送時間が仕事時間中と重なるので見れなかったが、今日ようやくじっくりと観ることができた。
「ぐ~チョコランタン」は、2000年から開始され、チョコランタンのまちにやってきたスプーとその友達が色々とやらかす?ストーリーらしいが、今日は、悪の魔王と戦うという話を永遠と20分くらい、かなりガッツリとやっていた。普段は5分くらいの枠らしい。
意外とおもろいな、と感心して見ていたら、最後に歌のおねえさんとお兄さん(おかあさんといっしょの司会役)が出てきて、
『チョコランタンのお友達とは今日でお別れになるよ。でも、来週からは新しいお友達がやってくるからみんなヨロシクね』
と・・・
おぉ~チョコランタン見始めたら終わってしまった・・・
9年間放送されていて、初めて本格的に観た日にお別れとは、ついていないというか、スゴイ日にあったてしまった感じだ。
それにしても、こういう「お別れの日」が来ると、親は子供にどう説明したらいいのだろうか。
子供からすれば、
「なんでお別れなの?」
「スプーはずっと一緒だって言ってたのに~」
となるだろう。
大人の世界なら、突然のお別れがあっても便利な一言があるから楽だ。
『○○さんは、一身上の都合でお別れとなりました』
一身上の都合って何やねん、となっても、それ以上はなかなか詮索しづらい。
でも子供に、
『チョコランタンのお友達とは一身上の都合でお別れなのよ』
と言っても、ますます混乱させるだけだろう。
ウチの子供はまだ小さいので、来週からの新キャラクターが出てきてもすぐに対応できるだろうが、中途半端に物心ついた子供にはどうしたらいいのだろうか。
対子供に上手く伝わる(切り抜けられる)便利な一言はないものだろうか。

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