公務員に厳しい橋下市政、府民の8割「賛成」

『公務員に厳しい橋下市政、府民の8割「賛成」』読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120618-OYT1T00161.htm
今日はこの記事を元に書いてみたいと思います。
公務員を辞めて(辞めようとして)役所以外の世間に出ると一つ驚くことがあります。
私もそうでしたが、いかに公務員という存在が世間一般から良い印象を受けていないかというものです。
・働かない
・高給
・楽
・自分たちのことばかり
・世間ズレ

など、公務員という職業は、世間からは残念ながら大方悪いイメージだらけです。
人によっては目の敵にする勢いで公務員という職業を嫌っている人もいます。
そして、この読売新聞の記事。
公務員に対して厳しい姿勢を貫き通している橋下知事への政治姿勢に対して8割が支持、という内容です。
私が思うに橋下知事は、公務員という職種(特に事務屋など行政職)がいかに世間から肯定的ではなくアンチ公務員に思われているかをよく知っているように感じます。
そして、いかにアンチ公務員の姿勢・取り組みが支持率の強化に繋がるかもよく分かったうえで発言されているように感じます。
アンチ公務員の話の例をここで一つ挙げたいと思います。
私は、公務員を辞めて早6年というのに、今でも会う人からよくアンチ公務員の発言や話題をよく聞きます。
そして話しはなぜかよく、
公務員・役所の考えやあの待遇はおかしいでしょ 

そんな公務員を辞めて起業した須田は立派だ 
↓ 
応援してるから頑張って
といまいち訳の分からない展開になります。
起業なんてもう6年も前のことですし、別に公務員の制度や仕組みが全て嫌になったから起業した訳ではなく、単に起業して一国一城の主になりたかった、バリバリ働いてみたかった、というのが本音なのですが、なぜか「アンチ公務員」「アンチ役所」の気持ちから退職して起業したんだろう、と思われがちです(笑)
もう一つつっこんで書きますと、今はさすがに起業家なんていう意識はもう無くなりました。
よく言われるとおり起業家なんて誰でもなれます。
退職届を出して退職し、30万円ほどでたった数日で法人登記は完了です。もうその瞬間から起業家であり、社長です。
起業はするだけなら非常に簡単なものですので、起業2年目くらいからは起業家ではなく企業家になろうと思い今でも頑張っています。このあたりはまた機会あれば。
そして、今まで何度かブログで書いてきましたが、「公務員からの独立・起業」はなぜか応援してくれる人がぽつぽつ現れます。
一方、「公務員からの転職」は、なぜか「何かやらしたから辞めたんでしょ」「公務員もまともに続けられなかったの?」と批判する人も多く現れる特長があります。
とりあえず公務員を辞めようかな、考えている皆さんにまずは知っていただきたいのは、公務員という職業は一部の職種を除いて、世間からは基本的には尊敬されている対象ではないということです。
むしろ、
・働かない
・高給
・楽
・自分たちのことばかり
・世間ズレ
と蔑まれる(さげすまれる)対象です。
残念ながら世間一般では、「アンチ公務員」というのが主流派ということをまずしっかり受け止めていただき、転職なり独立起業なり退職検討をしていくのがベターです。
ただ、これらマイナス要素もギャップ理論(アンチ公務員の人達から、この人はできる公務員だなと思わせること)を上手く使えば非常にプラス要素になりますので、個別相談会などではその方に合わせた手法をお話したいと思います。

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