職場内での飲み会説教について2

5月27日のブログの続きです。
役所というところは総じて飲むことが大好きな職場が多いようです。
個別相談の時にもよく、

「毎日のように飲み会に誘われて嫌で仕方ない」
「終電が過ぎてから飲みに行くこともあり帰りが朝方になる。仮眠してまた朝から仕事をすることもあったりと信じられない状況になっている」
「何かあるごとに、無理やりこじつけて飲み会が頻繁に開催される」

「今日は係内の歓送迎会、明日は組合の、あさっては青年部の・・・」

など、お話を聞いている限りでは頻繁な飲み会が開催されている役所が多いようです。
私も公務員時代の一番最後の年に在籍しました職場はそれはそれは飲み会大好き職場で、課長や係長など上司同士は16時を回る頃には、

「今日、いつもの店で軽く一杯どうですか?」
「○○さん、今日終わってからどうです??」
「ちょっくらひかっけて帰りまひょか~」

と話しているのが日常茶飯事でした。
飲みに行くこと自体は、時間外のことですのでもちろん個人の自由なのですが、飲みに行きたくない人(個人の時間をより大切にしたい人)にとっては頻繁な飲み会の開催や、頻繁な突然のお誘いは正直、面倒以外何者でもありません。
「おまえ、付き合い悪くないか?」
「軽く一杯ぐらい付いてこいよ」
「単に飲むだけやろ」

と丁重にでも断ろうと思うものなら、すんなりと帰らしてくれません(笑)
特に私は退職1年半ほど前から異業種交流会や起業セミナーに頻繁に通い始めていたので、最後の職場では時間外に職場から拘束されることを特に避けてしまっていました。
しかも、同僚同士の飲み会ならまだしも、上司と飲み会には「説教」というもれなく嬉しくないオプションが付いてくることがあります。
説教を交えられての飲み会ほど苦痛なものはそうそうないでしょう(笑)
私の場合、公務員になりたての1年目の係長は、それはそれは説教大好き人間で、特に飲み会の場でも開始10分から終了まで2時間~2時間半は常に説教が酒の肴でした(笑)
今でこそもう笑って思い返せますが当時はもう嫌で嫌で、歓送迎や何かの打ち上げ会の後の飲み会などは、数日前から気持ちが沈んでいるものでした。
ヘタしたらうつ病になるんじゃないか、と思えるくらい飲み会が嫌でした。
このあたりの心情や説教内容は「公務員からの教え3-8 配属先歓迎会の二次会」などに書いていますので、またお読みください。
当日はとにかく飲み会の場で説教されることが嫌で嫌で、何でわざわざ飲み会の場で皆がいる場で説教を最初から終わりまでの時間、永遠にするのだろうか、と真剣な怒りを何度も感じたこともありました。
嫌悪感、怒りの感情などから説教の内容は全く耳に入らず、誰がみても表情もあからさまに不機嫌な顔になっていたようです。
で、ようやく本題ですが、先日のブログで飲み会の場での説教はすべきではない、と書きましたが、退職してから人生の経験値が随分上がったためか、まず根本として考えないといけないことは説教をしている人の心理状況ということが分かりました。
飲み会の場で説教をする人(特に上司)は、主に2つのパターンがあるように感じます。
1)お酒の勢いにのってあまり深く考えずに説教をする人
2)普段からの説教の延長上として説教をしてしまう人

この続きは次回書きます。

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