印刷は難しい

今度創刊するフリーマガジンの印刷の話です。
よく間違って思われているのがフリーマガジンのページの増減です。私も始めは間違って解釈していました。
例えば、今月は広告が順調に伸びているし、あと1,2ページ増やすか、逆に広告がとれないからページをちょっと減らすか、という事態が生じたとします。
でもこれって簡単にできないんです。いや、したらダメなんです。

通常、フリーマガジンの印刷は、大きな紙に何ページ分かをまとめて印刷し、それを裁断し製本します。今回の私のB6サイズの場合なら確か1枚の用紙で16ページ分を印刷することになります。
つまり、2,3ページ増やそうと思えば大きな紙1枚がさらに必要になります。そしてその紙の16ページのうち残り13,14ページ分は使わないままポイです。
減らす場合も同じです。
なので基本としては16ページ単位、もしくは8ページ単位でしか印刷の増減ができないんです。
さらにややこしいのは、平版印刷と輪転印刷
実際にどこがどう違うのか曖昧にしか理解できていないのですが、平版印刷は一般的な印刷方法、輪転印刷は大量の印刷物をするときによく使われるものです。
大量のものを印刷するのに使う輪転印刷を使うと、単価が安くなりますが、少ない部数、もしくは少ないページ数の場合は、輪転印刷は使えません。最小ロットが50000部からが多いようです。
なので、例えば同じ部数にもかかわらず32ページの印刷値段(輪転印刷)より24ページの印刷値段(平版印刷)のほうが高くなるという訳の分からない事態も生じたりします。
素人感覚でいうと訳分からないです。
なんでページが少ない方が高くなるねんと(笑)
う~ん。印刷って奥が深いです。いや、深すぎます。
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