東京で3名の個別相談をお受けしてきました

8月末でメイン企業の代表を退任してから初めての東京出張に先日5日間行ってきました。
今までは毎月1回ペースで大阪から上京し、朝から晩までみっちり仕事の予定が入っていましたが、今回からは随分とスケジュールに余裕があります。


今回したことといえば、

・運営している店舗巡回と研修
・退任の挨拶周り
・コンサルティング契約を結んでいる企業様への訪問

などですが、時間の3分の1くらいは食べ歩きや観光をしていたかもしれません(笑)
ここまで余裕あるスケジュールは久しぶりだったので素直に嬉しかったです。



さて、この5日間の間には現役公務員の方の退職相談にもしっかりと乗らせていただきました。
今回は3名の方からご依頼をお受けさせていただきました。貴重なご縁、ありがとうございました。



◯将来的に起業したいのでその全般的なご相談(税務署職員の方
→私の起業から今までの出来事を具体的な数字を交えながらお話し、これから先、どのように「起業」という単語を具体化していくかの方法についてアドバイスさせていただきました。
失敗事例を多数お話できたと思います。大事なのは成功事例ではなく失敗事例!というのが私の持論です。

何をやれば成功するか、何をやれば利益が上がるか、は大切なことですが、公務員からの起業を目指す方にはもっと気にして欲しいことがありますので、そのお話を中心にしました。
また、私の知人の元公務員の方で、将来のためになりそうな方をご紹介させていただきました。



◯別の役所に転職されたいというご相談(市町村勤務の方)
→もっと大きなやりがいを求めて、より大きな役所に転職したい、というご相談内容。東京まで夜行バスに乗ってお越しいただきました。
実例紹介から始まり、別の役所に転職するメリット、デメリットを率直に全てお話し、最終的には転職するよりも今の職場に残る方がより大きなメリットを得られる、という結論に達しました。
その方の置かれている状況を客観的にいつも判断するようにしていますので、ご相談結論には大変喜んでいただけました。

◯休職中の方から転職活動の具体的方法についてのご相談(国家公務員の方)
→現在休職中で、あともう少しで休職満了となり退職せざるをえないので、これから先の転職活動の方法をアドバイスして欲しい、というご相談です。

公務員から民間企業への転職は一般的に厳しい状況が待ち受けています。そして、そこに「休職」という単語が加わるとさらに厳しさが増します。
ただ、前例として同じような状況下ながら、うまく同じような方法で転職された方をお二人ほど存じあげていますので、その実例をご紹介させていただきました。

「さっきまでこれから先の人生どうしようかと暗くなっていましたが、実例紹介してもらい勇気が出てきました」と感謝いただき、私もとても嬉しくなりました。



私のアドバイスを聞いたからそれで転職できるとまでは残念ながらなりません。公務員からの転職は非常に厳しいものがあります。
ただ、今までに300人ほど現役公務員の方のご相談に乗らせていただいたり、元公務員の方の知り合いが多数おりますので、その中から少なくとも参考になるようなアドバイスはできるとは思います。

明日も日中に大阪でご相談をお受けすることになっています。年休を取っていただき遠方からお越しいただけるようです。

まだ詳しいご相談内容を聞いていませんため、どのような内容なのか分かりませんが、少なくとも最低限の「思い切ってここに来て良かった・・・」と思っていただけるようなアドバイスをすることは必ず心がけていますし、人とお会いするのが好きなので楽しみにしています。




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