公務員からの退職に貯金は必要か(前編

先週あたりから急に涼しくなってきました。
大阪も朝晩は冷え込むようになり、体調管理に気を付けないといけないな、と思うこの頃です。

さて、先日別々の方から、

・辞めることを考えているなら公務員時代から貯金はした方がいいですか?

・公務員を辞めて独立したいのですが、いくらくらい貯金あったら足りますか?

という質問を受けました。
このご質問について、私なりのアドバイスをご紹介したいと思います。

まず、「貯金はした方がいいですか?」ですが、これは辞める辞めないに限らずした方がいいと思います。

公務員は何だかんだといっても、世の中からなくなる職業ではないので、これから先も普通に生活していく分にはお金に心底困るような職業ではないと思いますが、そうは言いましても、これから先の人生、何が突然起こるか分かりません。

病気や突然のトラブルなどに備えは必要です。
やはり貯金はどんな職業の場合でもした方がいいでしょう。

では、公務員を辞めようかなと考えている方はいくらほど貯金があればいいのでしょうか?

これについての明確な答えは存在しないと思いますが、私が思うには、以下を一つの目安として貯金されるのがいいかと思います。

○転職希望者
→転職が決まったうえで退職される場合は3か月分の生活費。転職が決まっていないうえでの退職は、半年分の生活費。ただしこれは決まりそうという前提の場合なので、全く見込みが読めない場合はプラス3ヶ月から6ヶ月。

○独立・起業希望者
→事業活動費とは別に1年分の生活費。

特に、転職が決まっていないうえでの退職者と独立起業希望者の方は、上記より多いに越したことはありません。

当たり前ですが、公務員は民間での仕事経験がない方が多数かと思いますので、民間企業の基本的な考え方、「企業とは利益を上げて稼ぐ存在」ということをなかなか理解できません。
私もそうでした。

そのため、この感覚が理解できないと、思ったように転職活動や事業活動が進まない場合があります。
民間企業従事者から言わせると、この感覚がないために、「だから公務員は・・・」とよく聞くセリフを吐かれる訳です(笑)

では、どのように貯金すればいいか、という点については、私が公務員時代に行った貯金方法を明日ご紹介したいと思います。

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