創業補助金のご紹介と事業の「利益」とは?

公務員から独立や起業を検討されている方といいますか、ほぼ決定事項としてされている方へのお知らせです。
今年度、国の起業関係助成金制度として「創業補助金」という助成金制度が開始されています。
これは地域の需要や雇用の創出に効果がありそうな事業を開始する方に、最大200万円の助成金が支給される制度です。
紹介ページの上部に採択結果へのリンクがありクリックしてみると、第一次受付(今回は二次)の採択結果が閲覧できます。
それをざっと見てみますと、ラーメン屋さんや美容室、ネットショップなどけっこう何でもかんでも対象になりそうな雰囲気です。

実際に私も今年夏に新事業としてある店舗経営事業を始める予定なのですが、それが使えるかどうか電話問い合わせしてみたところ、「問題ありません」と即決でした。
せっかくなので、この制度を使い新法人を立ち上げられるか検討してみようと考えています。
これから本気で起業をされようと考えている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
公務員は雇用保険に加入していないので、雇用保険の被保険者以外でも利用できるこのような助成金制度は大変珍しいので、このような制度は積極的に検討すべきだと思います。
ちなみに、このような助成金制度を使うことを恥ずかしいと考える方が時々おられますが、全く恥ずかしいことではありません。
独立や起業をするということは、新事業を開始し「儲ける」という行為を開始することです。
公務員の場合、公僕という存在から「儲ける」という行為は普通には行わないので、なかなか馴染みにくい部分ではありますが、本気で起業する場合には「儲ける」という感覚は絶対的に必要な感覚です。
どんなに良い事業アイデアであっても、どんなに利用者にとって利便性の高いサービスであっても継続をしないことには結局廃れてしまうだけです。
この継続をするために必要な重大要素の一つが、続けるための資金が続くということです。
継続資金が続かないことには、半年、1年程度でどんなに良い事業であっても中止を余儀なくされます。
つまり、継続するための資金を賄うために絶えず必要なのが、「事業で儲けたお金」になります。
儲けたお金がないことには、事業継続がおぼつかない訳ですね。
では、この儲けたお金の元は何かと言えば、それは事業で稼いだ「利益」になります。
よく「売上はどのくらいですか?」と言われる人がいますが、未上場の企業にとっては、「売上」よりも「利益」の方がはるかに大事だと私は考えます。
利益とは、簡単な数式で表すと、
売上-経費=利益
となります。
公務員から起業を考えている方は、いきなり上場(株式公開)を目指す方は稀かと思いますので、なぜ未上場の中小企業には売上より利益の方が大切なのでしょうか?
そして、上の数式で示した「利益」を高める方法は基本的に2つしかありません。
そのため、今回ご紹介した助成金というのは大変助かる制度だと感じてもらえると思います。
さて、上の答えが何だか分かりますでしょうか?
これについては、次回書いて見たいと思います。
・なぜ売上より利益が大切なのか
・売上-経費=利益 の数式から、利益を高める2つの方法

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