配属と異動で誤解されていること

特に公務員に限ることではありませんが、職場への配属と異動に関して、新人さん中には誤解している人がけっこういます。
それは、
希望の職場・職種に配属されない(されなかった)
ということ。
以前のブログでも書きましたが、私も新人のころは大いに誤解していました。
大学院でベンチャービジネスや経済学を専門に勉強していたこともあり、入庁時の配属面談(どの職場に行きたいのかの聞き取り調査)では、経済局やインフラ整備の職場を希望していました。
そして、実際に配属されるんじゃないか、となんとなく考えていました。

専門的な勉強をしてきたので、配属されるんじゃないか、と(笑)
もちろんそれはあまりに甘々な考えで、こんな甘っちょろい考え方が容認されるほど組織という仕組みは甘くありません。
結果的には全くことなる保健関係の職場に配属されました。
このあたりはこの日の記事をお読みください!
そもそも人気のある部署・職種というのは集中するものです。
そして逆に不人気な部署・職種というものも必ず存在します。
市役所で言えば、街づくりに関わる部署は人気があり、市民と直接かかわりを持つ部署というのはあまり人気がありません。特に生活保護に関係する部署は最も不人気な職場な一つです。
そして、○○に行きたいと希望する人の意見をいちいち叶えていたら、組織としては全く配属・異動処理が機能しなくなるでしょう。
誰かが必ず行きたくない部署に行かねばなりません。
それが組織というものです。
そして実際に行きたくなかった部署に配属されると非常に落ち込むと思いますが、役所のいいところは数年したら部署異動があるということではないでしょうか。
大手商社のように、新入社員が配属された部署、例えば砂糖を扱う部署なら退職まで砂糖の部署に関わるということは多くはありません。
落ち込む出社するのも嫌という気持ちは私も経験しましたのでよく分かりますが(笑)、これも経験だと割り切ることも大事です。
スタートが「嫌」から始まっていますので、これ以上テンションが下がることはなく、案外数カ月後には楽しくなっているかもしれませんよ。
実際に私がそうでしたので(笑)

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