入庁後すぐに辞めてはいけません

この時期になると毎年ですが、入庁したての新公務員の方から「辞めたい」という相談をよく受けます。
理由としては、
・思っていた仕事と違った
・もっと社会貢献できる仕事と思っていた
・希望の部署ではなかった

など入庁前の「思い」や「希望」と違うことが理由です。
ただ、これらの理由は、特段役所に限ったことでもなく、民間企業にも往々にしてよくあることです。

民間企業に入社した人には、↑の理由プラス、

・入社するとおぞましいほどのブラック企業だった
・新入社員を使い捨て扱いする会社ですでに何人も辞めている

など悲惨な理由がさらに追加されるでしょう。
私自身も最初の部署は全く希望部署ではなく、むしろ絶対に行きたくない部署の一つでした。
入庁前は、市役所の経済活動を補助したり、インフラを整備する部署に行きたいと願い、部署希望面接でもはっきりと意思を伝えましたが、蓋をあければなぜか保健関係の部署でした(笑)
正直、あの当時の気持の落ち込みぐあいは半端なく落ち込みましたよ。
まさに 「なぜおれが・・・」 という気持ちでいっぱいでした(笑)
ただ、全くそれこそ想定外の部署でしたが、病院監視や感染症対策、窓口で市民の方と接するのはそれなりに楽しかったですし、プロ意識の強い専門職の方と仕事をともにするのは非常に勉強になりました。
いま思えば、希望部署と違ったことが自分の仕事意識の形成にも大きく役立ったと思います。
入庁したての今はまだ自分の希望と大きく異なることもあると思いますが、役所でも民間企業でも自分の思い通りの部署や仕事に配属されることなど稀です。
そもそも何も分かっていない新人に何でも仕事を任すほど社会は甘くありません(笑)
とりあえず今がどんなに嫌でも最低1年は我慢してやっていきましょう。
できるなら3年が理想です。
自身の勉強・仕事意識の形成はもちろん、公務員になってすぐ退職する人を欲しがる会社なんてないですよ。。。
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