セレッソ-広島の感想

昨日の夜に開催されたセレッソ対広島にいつものごとく行ってきた。
今回は、昨日午前中に争奪戦に敗れた会社メンバー1人と、他の初サッカー観戦という会社メンバーの3人で行ってきた。

長居に着くと、いつも座っているカテ5の席が満席で座席がない。
そう、この日は小学生のサッカーチームの大招待デー。仕方ないのでこの日はゴール裏に行くことにした。

セレサポ候補になってもらうために年に数回開催されるこの大招待デーだけど、ほんとこの日は好きじゃない。

・試合中なのにスタジアム内を猛烈に走りまわる小学生たち。
・サッカーチーム所属の小学生なのにサッカーを見ないでひたすら大声で関係のない話、ゲームをしまくる。とにかく試合中ずっとざわざわ感にスタジアムが包まれる。
・極めつけは相手チームにゴールが決まったにもかかわらず大喜び。長居なのにアウェーかここは!?

まあ新規顧客獲得のためには仕方がないことだけど、自分にとって好きでない日なのは間違いない。

で、肝心の試合。
怪我人が多いのは心配だったけど、清武、山口、扇原のU-22代表トリオが先発ということで期待していた。

が、試合が始まるとあっというまに絶望に変わった。
守備の要、モニワさんが怪我で開始5分に交代すると、ほぼ一方的に広島ペースになり、気がつけば前半終了時で0-3とほぼ負け試合確定。

・1失点目にGKの不用意な飛び出しが痛かった。
・左サイドの丸橋の守備、ポゼッションがあまりにヘボすぎてスカスカ。ボールに寄せられ中央に陣取りすぎ。
・期待の山口、扇原のダブルボランチはダブルボロンチだった。正直、この2人を代表に選んでもいいんですか?と思わせる出来。

サッカーで0-3のスコアから逆転するのはほぼ不可能なので、もう3失点目の時は本気で帰ろうかと思った。

ただ、その時に1つのことが頭をよぎり思いど止まった。

それは7~8年前に長居で起こった0-3(浦和)からの大逆転劇。
あのときも前半早々に3失点し、怒りのあまり試合途中で帰る人が少なくなかった。
ただ、そこから奇跡の大反撃で試合終了時にはなぜか6-4で勝利したセレッソ史上歴史に残る伝説の試合。

あの時の記憶を思い出し、もしかしたら後半に何かが起こるかもしれない、と淡い期待を抱いたら、本当に奇跡が起こった。

神は長居にいたよ。。。

後半開始早々の清武のゴールから、おれたちの播戸さんが後半から出場なのにハットトリック!
そして1失点したものの後半に5点を取り、5-4と奇跡の大逆転!

他チームサポから見たら、
「セレッソはまたクソ試合やってるんですか」
とか
「八百長試合ですかこれ?」
と思われるような誰にも理解できない試合展開だったんだろうと思う。
ほんと「エンターテイメント」として見たらここまでドラマ的な展開もないだろう。

広島のペトロヴィッチ監督も「あり得ないことが起こってしまった」と茫然自失らしい。

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自分のセレッソ史の中で強烈なインパクト試合として記憶に刻み込まれそうだ。
最高のエンターテイメントでスリリングな試合として。

スタジアムに来ていた小学生の中にも、これでセレッソサポになったやつが大勢でてくるだろう。
そしてもちろん、サッカー初観戦の会社メンバーも大満足な内容だったみたいだ。

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