求人費用と自社求人サイトを持つ意義

今年はわたしのところの事業の一つである『自社でお手軽に求人サイトを持てる』というサービスを少しでも広げられればと考えています。
ジョブマイスターという名前でサービスをしているもので、現在のところ、うちの直営求人サイト「ヤッパシゴト」と同等求人システムを利用して約10コの求人サイトが東は東京から西は九州まで開始しています。
昨年夏に開始したわりにまあまあ広がってきたかなと思います。
今さら言うまでもなく日本のほとんどの企業は、「人材不足」が悩みの種です。
優秀な人材を集めるのはもちろん、「とにかく誰でもいいから人が欲しい」という切な願いを持つ企業も山盛りです。
そこで企業は「人」を集めるために求人媒体に広告出稿したり、人材派遣でスタッフを派遣してもらったり、人材紹介サービスを利用したりと様々な方法で人材確保に奔走します。
中規模以上の企業では、毎月の求人媒体にかかる広告費用が50万円以上などざらにあります。
しかし、問題なのは求人広告に費用をかければかけただけ求人応募数が集まるかといえばそういうものでもないということ。上手く広告費を使う必要があります。
例えば、アルバイト媒体最大手のフロムエーナビ。
3日間の掲載料金(関西版)が最も安いAプランは2.5万円です。
同じ3日間で最も高いFプランは40万円です(高すぎ)。
このプランによる差はなんと16倍です。
プランの違いによる差と言えば、検索順位の上位表示の順位違い、掲載可能文字数の違い、写真数の違い、検索誘導結果数の違いなどが主たるものですが、Fプランに掲載したからといってAプランの16倍集まるかと言えばますそんなことはないでしょう。
せいぜい平均しても2.5倍~3倍がいいところではないでしょうか。
同じことは紙求人媒体にも言えます。
掲載枠を大きくしたからとって大きくした分、何倍も集まる訳ではありません。
つまり、同一媒体の上位プランに何倍もの費用を使おうと思うより、異なる求人媒体にその上乗せ費用を回した方がよっぽど人が集まる可能性が高いという訳です。
これにわたしは自社で求人サイトを持つ意義が見出せるのではないかと考えています。
今までにジョブマイスターを利用して求人サイトを持った企業がなぜ求人サイトを持つに至ったかという理由として多い3つは、以下です。
1)新規事業として利益獲得を狙う
全くの新事業として求人媒体業に参画するケース。
2)既存紙求人媒体の導入
まだWEB求人媒体を持っていない紙求人媒体がWEB媒体を持つ。
3)採用費の抑制を狙う
チェーン店・人材派遣会社など複数の案件を持つ企業が自社専用の求人媒体を立ち上げる。
この中で特に今年は3番に力をいれていきたいと考えています。
単純化した話、毎月100万円の求人広告費で20人の応募確保ができていた企業が、ジョブマイスターを導入することで応募確保数を倍の30~40人にアップできると考えています。
当然自社専用求人サイトですから、どう運営しようがその企業の自由です。なので求人を集めるため色々なアイデアを使える訳です。
こんな感じで少しでもジョブマイスターが広まっていけるよう頑張ります☆

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