4月20日 大阪市役所の学歴詐称事件

大阪市役所の学歴詐称事件
職員45000人のうち、2.5%の1100人以上が実際は大卒の学歴を詐称して、高卒資格の採用を受けていたことが分かりました。
2.5%ってめちゃくちゃ多いですよね。
実際に私の在職中も、ちらほらと学歴詐称の噂は耳に入っていましたが、まさかこんなにもいるとは驚きです。

特に今回の不祥事は、一般事務職ではなく、2号職員さん(ごみ清掃や道路関係など)に多かったようですね。
大阪市では、
1号職員 → 事務職や技術職など主にホワイトワーカー
2号職員 → 現業職員(主に現場作業など主にブルーワーカー)
3号職員 → 専門職(看護師など)
に分けられます。
2号職員さんは30歳を超えていても採用されることが可能なので、学歴詐称しやすいのは間違いないです。
それにしても、大阪市役所の学歴詐称事件の処分は、停職1ヶ月なのに対して、同じ学歴詐称事件の神戸市役所は懲戒免職と処分の差があまりに激しいです。
個人的には懲戒免職まではどうかと思います。
「市民の公僕」である以上、市民に対し何らかの不利益を与えたならば、当然に厳しい処分が適当でしょうが、今回は学歴が高卒か大卒かという点、つまり採用に関する問題だけです。
市役所の窓口に行った際に、窓口担当者が「高卒採用」か「大卒採用」かで何が違いがあるでしょうか。
むしろ気にする人はいないのではないですよね。
親切丁寧に接客してもらえれば、老若男女問わず市民としては何ら問題ないはずですし(なかなかお目にかかれませんが)、優秀な人材を「高卒」か「大卒」かで計れるほど人材採用は単純なものではありません。
あと、個人的な意見ですが、大卒採用より高卒採用で入った人の方が「仕事ができる」人の割合が多かったような気がします。
大卒はどうも融通が利かないというか、頭でっかちなタイプが多い印象を受けました。
まあかなり個人的な意見ですが。
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