「決算」とは独立・起業の醍醐味

先日、私が経営している会社のうち、メインの会社の決算が無事に完了しました。
会社の決算とは、会社ごとに決めた期の1年間の収入・支出を計算し、利益や損失を計算することで、決算月から2ヶ月以内に申告した法人税など税金を納税するものです。
私のメイン会社の株式会社くらしナビは、7月決算なので、9月末までに決算を完了し税金を納めなければなりません。
この決算自体は、自力でされる方もいるようですが、税理士等にお願いするのが一般的です。
一般の会社決算は年に1度ですので、今回の決算で6回目となりましたが、今期も無事に黒字決算となり、これで創業から6年連続の黒字決算となりました。

1年間の収支を計算し、貸借対照表(バランスシート)や損益計算書を眺めると、この1年間の状況、これから考えないといけない課題などが色々と見えてきます。
そして、これら資料や今後の事業見通しを考え、来期の役員報酬(つまり給与)も今後決定していきます。
※法人の社長など役員は給与をもらうのではなく、役員報酬という1年間の総額を決め、それを12ヶ月で割ったものが給与のようなものとして支払われます。この役員報酬は、原則的に期の途中では変更することはできませんので、慎重に支給額を決定する必要があります。
個人的には、独立や起業をした場合、個人事業か法人事業は関係なく、この決算というものは起業の醍醐味の一つではないかなと思います。
公務員時代は自分の成果を明らかな数字や資料として表現することはできませんが、起業するとなると嫌でも決算をしないといけません。
決算として完成する各資料は、1年間してきたことの成果、結果が数字として残される通信簿のような資料ですので、良い数字であろうと悪い数字であろうと全て自分自身の行動が生んだ成果です。
そして喜びや落胆、危機感など色々な感情が一気に味わえます。
公務員から起業されて初めての決算は緊張されるかもしれませんが、まさに起業家としての醍醐味を味わえますよ。
そして、この時にようやく
「あぁ~これが会社(事業)をするということなのか」
と思われるのではないでしょうか。
と、初めての決算は、私にとって非常に感慨深いものがありましたね。
今では「もう今年も決算の時期か・・・面倒くさいな・・・」となっていますが(笑)

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