脱公務員なら稼ぐという感覚を身につける必要性

今まで約200人の現役公務員の方から転職や起業相談など脱公務員の相談に乗らせていただき、脱公務員するなら身につけないといけない大事な考え方があります。
それはブログタイトルにもある「稼ぐ」という考え方です。
公務員の場合、給与の出どころは単純化すると「税金」ということになります。
税金は国民なら払いたい、払いたくないという気持ち云々に関わらず定期的に払わないといけないものです。

そして払われた様々な税金の一部が公務員の給与して形を変え、毎月定日に公務員に支払われます。
この給与は、仕事を頑張ったから、よい行政サービスや窓口サービスをしたから、滞納税をどうにか徴収してきたからといった理由では全く金額は変わりません。
変わるとすれば残業代で多少増える程度です。
そのため、公務員の給与体制に慣れてくると、
・毎月定日に給与が入る

・もっと給与を増やそうと仕事を頑張ろうと思うが原則給与に変動はなし

・そのうち与えらた仕事だけを遂行することに意識が変化してくる。

・毎日の仕事がだんだんとルーティン化してくる。

気がつけば給与の出どころ(税金)を意識しなくなっている
という状態になってくることが多いようです。私も実際にそうでした。
新入職員のころは、この給与は市民からの税金から成り立っているのだからしっかり頑張らないと、と思っていましたが、数年もすると周りの環境に流され何も感じなくなってきてしまいました。
全くもって良くないことです。
そのうち「稼ぐ行為は汚い」という、民間企業では当たり前の「稼ぐ」という行為に対して嫌悪感を抱いていた時期さえありました。
一方、脱公務員を達成し転職や独立起業をすると、当たり前ですが稼ぐ行為に貢献しないと自身の給与は保証されなくなります。
営業職、事務職、企画職、専門職、派遣スタッフなどどのような職業でも、所属する組織に対して何らかの貢献をし、最終的につながる売上アップに貢献しなくてはいけません。
脱公務員を考えられている方は、「稼ぐ」という行為に対していまどう思われていますか??
もしかすると多少なりとも嫌悪感があるかもしれませんが、脱公務員を達成するには民間企業では当たり前の「稼ぐ」という考え方を身につけないと精神的にまいってしまうかもしれないですよ!
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