中小企業展と印刷産業展

今日は、インテックス大阪で開催中の中小企業総合展に行ってきた。
元々は出展しようかと思っていたけど、過去に出展したIT系の社長さん達にお話を聞くと、どうもウチの出展商材含めIT商材とは合っていない気がしたので今回は出展を見送った。
なので今日行った目的は、来年出展するかどうか、を判断するために行ってみることにした。
まずは情報・通信業のエリアに20社ほどが出展していたので、とりあえずそのエリアに行ってみることにした。
う~ん・・・
どうも雰囲気が違う・・・

というのも、出展企業の半分以上は情報・通信企業というより、光る看板だとか環境測定機器というモノ作り企業に近い感じがするから。
ソフトウェア企業は半分にもみたない感じ。
よく展示会で見られるCRM(顧客管理)系やCMS(簡単にホームページが作れる仕組み)系企業がまるでいない。
そしてなぜか人材紹介系企業が1社だけ情報・通信エリアに配属させられているが、どうも来場者層とうまくニーズが合っていないようで暇そうな感じだ。
 
一応、他のエリアも人通り回ってみたが、色々と業界ごとにエリアは分かれているものの、モノ作り企業と建築企業が8割、行政の企業支援ブースが1割、その他1割という感じで、あまりIT系や人材系企業のニーズはなさそうだ。
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(東大阪の人工衛星。これを見れたのは嬉しい)
一通り周り終えた感想としては、行政主催の展示会からなのか、単純に規模が大きくないからなのか、展示会全体にもどうも活気がない。
これなら2月に出展した大阪商工会議所主催の展示会のほうがはるかに活気があっていい。
活気がないように感じる理由としては、
・会場照明はもちろんブース照明も暗い
・全体にブースの装飾が非常に地味
・小間ブースが多く、大ブース出展企業が少ない
・ビックサイトにはわんさかいたイベントコンパニオンが全くいない
などだろうか。
まあウチのような「中小企業」を出展対象とした展示会なので地味なのは仕方ないかもしれないが、個人的にはIT系や人材系企業では、展示会の雰囲気、来場者ニーズとマッチングが合わないように感じたので、来年の出展は見送ったほうが良さそうだ。
そんな訳で結局1時間ほどしか会場にいることができずどうしようかと思っていたら、隣のホールでJP2009情報・印刷産業展というものが開催されていたので行ってみることにした。
印刷業界の展示会だったのが、はっきりいって参加者の立場ではこちらの展示会のほうがはるかにおもしろかった。
普段見ることのない大型印刷機器があったり、フジフィルムやコニカミノルタ、モリサワ、リョービといった大手企業がモーターショーのような大きなブースを構え、会場も活気がある。
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(大手企業がどでかい派手なブースを出展)
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(普段見ることのない大型印刷機があちこちに)
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(機器の実演が興味深い)
今日の2時の時点では、来場者も印刷展のほうが多かったように感じた。
変り種の印刷系の販促物を出展しているブースも多数あり、「こんな販促物あるんか~」とただ感心するばかり。
出展は畑違いなのでできないが、来場者として参加するおもしろさは、
中小企業展<印刷展
だったように感じた。
今日も色々といい勉強と刺激になりました。

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