カテゴリ:自衛隊関係

08月27日 富士総合火力演習の後編

昨日の続きで富士総合火力演習の後半を。

11時半からは、富士山麓から敵が攻めてきたという前提での戦闘展示があった。
戦闘展示は30分実施で次から次へとどんどん進むので、気がつけば終わっている感じ。


1

輸送ヘリによる兵員輸送の様子。



2

輸送ヘリから降ろされる軽装甲機動車。
機動車1台と兵員10名の輸送ができるらしい。




3

ヘリから降りてきた機動車が猛スピードで駆け抜ける。





5

74式戦車の砲撃の瞬間。
いかにも実弾演習ならではの感じ。
でも実際に見ているとあまりに早すぎてこの砲撃の炎は全然見えない。
4000分の1撮影で連射したら運良く撮影できた。

ちなみに74式戦車、1台の価格は4億円、1弾(発)の価格が10万円。




6

多目的ミサイル「96式多目的誘導弾」の発射の瞬間。
これも連射していたら運良く撮影できた。

ただ、弾道があまりに早すぎて一瞬でどこを飛んでいるか見失った。

そして、着弾の瞬間から爆発の炎まで。



7



8

すごい破壊力・・・
ちなみに調達価格は1セット約14億円で、1発5000万円らしい。高い・・・




9

締めのフィナーレの戦果拡張での弾幕。
これで無事に終了。


【忘れないための富士総合火力演習 メモ・攻略】

1)大阪からの行き方(車)
名神吹田→東名→東富士演習場まで休憩2回として5時間半くらい。
降りるインターは裾野ICで。御殿場まで行くと東京方面からの車と一緒になってしまい渋滞に巻き込まれる。
裾野ICからは広い道を20分ほどで会場近くまで行ける。会場近くには自衛隊の人は誰も立っていないが、看板はあちこちにある。

駐車場は、駐車場チケットがあれば4つの駐車場から場所が予め指定。
一番メジャーなのは高塚駐車場。恐らく500台くらいは駐車できる!?

高塚駐車場からは無料バスで5分ほどで演習場へ。
土日の演習の場合は、朝7時に到着してもスタンド席はほぼ埋まっている。シート席も前方はすでに埋まっている。

平日は土日と比較するとかなりガラガラ。8時までに到着すればスタンド席はどこかに必ず座れる。シート席なら開始直前でも必ず座れる。やはり平日のほうが断然おすすめ。


2)大阪への帰り方(車)
会場から高塚駐車場に戻るまでが一番の難関。
無料バスの本数が多くないので、会場バス乗り場で30~40分は待つ必要あり。
ただし、演習終了後の備品展示終了時間付近(14時前)までいれば待ち時間なしで乗れるらしい。

高塚駐車場から裾野ICまでは、たしいた渋滞なく20~25分ほど。
ただし、名古屋付近になると10~15キロの渋滞は覚悟。


3)カメラ関係
コンパクトカメラで撮影するのはかなり厳しいかも。
ズーム、動体への動きなどやはり一眼が断然有利。

今回、一眼レフ2台とレンズを3本持っていた。
持っていったのは、ソニーのα550、α350、レンズは、ミノルタ500mmREF、シグマの70-300mm、ソニーの16-105mm。実際にはASP-Cカメラなのでこれの1,5倍の焦点距離。

観客席近くの演習(戦車など近接火力)は200-300mmあれば十分。
戦車はスタンド席からも200mmちょっとで全体を撮影可能。

でも会場奥での迫撃砲や自走砲、ヘリ、小さくてよく見えない誘導弾関係などはやっぱり400mm、できれば500mmあったほうがいいかも。

100mmまでのレンズは出番まるでなし。富士山と自衛隊まんじゅうを撮影するくらいしか出番なし。

撮影のタイミングは、場内アナウンスで砲撃の瞬間前に「撃て!」と言うのが、だいたいは「て」と言いかける前にすでに撃ってしまうので、「う」のところからひたすら連射しとくのがいい。後は運の神様に期待するのみ。

迫撃砲やりゅう弾砲など砲撃着弾の瞬間は、1秒ほどまでにアナウンスで「ちゃ~くぅだん」と流れるが、そもそもどこに着弾するのかいまいち分からないので、砲撃より着弾の瞬間のほうが撮影するのは難しい。
迫撃砲は砲撃から着弾まで5~8秒くらい。戦車は早くて一瞬で着弾。

08月26日 富士総合火力演習2010の感想と写真

水曜日は会社に車で行き、そのまま仕事終わりに阪神高速→名神→東名を乗り継ぐこと6時間かけて富士山まで車で行ってきた。

目的は去年も行った自衛隊の日本最大の実弾演習、富士総合火力演習を見るため。
1日あたり2億円の費用がかかるだけあって迫力がもちろんある。


この演習、本番は29日日曜なのだけど、それまでに家族向け教員向けなど関係者向けに4回予行演習という形で行われ、今日はその予行演習の3回目。
たまたま去年に続き自衛隊支部の方からチケットをいただいたので今年も行ってみることにした。


1

富士山麓の天気は悪くなかったが、雲が多く富士山はちらっとしか見ることができなかった。
御殿場や伊豆方面は晴れているのに残念。

去年の土曜日の演習を見学したときは、ものすごい人で座るところも困難だったが、今日は平日ということもあって7~8割くらいの入り。満席で3万人が入場できるらしい。

演習は装備紹介の前段(10時10分~11時すぎ)と戦闘の流れを紹介する後段(11時半~12時)に分けられ、まずは前段から。



2

99式自走155mmりゅう弾砲や120mm自走りゅう弾砲などの砲撃。
そして・・・


3

4砲同時砲撃で富士山の形を描くという名物砲撃。
ものすごい精度とタイミングが要求されるらしい。



4

迫撃砲の砲撃の瞬間。
うまい具合に弾が撮影できた。




5

なんとか誘導弾の砲撃の瞬間。
これまた弾が撮影ができた。

そして・・・

6

誘導弾の着弾(爆発)の瞬間。
たいして大きくないのにものすごい威力。



7

軽装甲機動車?のデモ展示。
飛び跳ねる土が臨場感でてる。




8

名前が分からないけどなんとかの機銃掃射。




9

1機220億の世界最強と言われる戦闘ヘリ、AH-64D(アパッチ)の機銃掃射。
去年まではフライト展示だけだったが、今年から初めて機銃掃射の展示を行うようになった。
ただ出し惜しみなのか機密保持なのか数秒発射してすぐに終わってしまった。




10

87式自走高射機関砲。
後ろに付いているのはレーダーでくるくる回っている。
高射砲だけあって弾道がめちゃくちゃ早かった。




11

いま問題になっている90式戦車。
この前の20日に砲身が爆発するという事故を起こしたため今日は砲撃なし。
火力演習の主役なのに何とも・・・

ちなみに事故の原因は土詰まりに気付かなかった人的ミスだったらしい。なんじゃそりゃ。




12

前段の締めは、90式戦車に変わり一昔前の74式戦車の砲撃。
音だけはものすごい。

後段はまた明日書きます。

08月17日 結局FXの予算計上見送り

<防衛省>FX予算計上見送り F35開発遅れ、機種絞れず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100817-00000088-mai-soci


ちなみに「財団法人 平和・安全保障研究所」という機関は、FXにユーローファイターを強く推薦しているみたい。↓の14ページ。
http://www.rips.or.jp/from_rips/pdf/teigen20100805_jp.pdf


FXはFXでも戦闘機のほうのFX。

このグダグダ感は今の日本の政治を象徴している気がする。
先送り、先送り、はもはや日本のお家芸に間違いない。


どうしてこうも日本の政治は何一つ先送りせずに決めることができないのだろう。
うちのような民間企業は日々、即決即断が求められているというのに、こんなに悠長に先送りばかりの日本の政治状況に悲しくなってくる。

そういえば公務員時代も「先送り」になるシーンをよく遭遇した気が・・・

07月19日 F2戦闘機、追加調達へ

今日のニュースから。

「F2戦闘機、追加調達へ FX難航 中国軍拡、次善の策」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20100719041.html


結局、次期戦闘機を決めることができないままF-2を20機ほど追加調達するニュースが出てきた。
1機120億円なので、単純計算で20機で2400億円。


F-2.jpg


安いのは安い。
ちょっと行政の無駄を削ったらすぐに捻出できそうな費用。


しかし、記事のとおりF-2は対艦船用や地上攻撃用の支援戦闘機(対戦闘機用は迎撃戦闘機もしくは要撃戦闘機)なので、記事にある「データ通信システムで対処力を向上できる」というのがどこまで本当なのかどうか。

素人目にもそんなに単純な話とは思えない。


ただ、F-2の場合は、パイロット養成費用も安いらしいし(戦闘機乗り1人あたり5000万円の養成費用が平均)、整備も比較的やりやすいらしいので、苦肉の策としていいのかも。

だけど、記事にある「本命はF-35」というところだけは勘弁。
あんなできそこない戦闘機をなぜ欲しがるのか。。。

06月26日 1兆円のお買い物、次期戦闘機FX選定、最終段階へ

何年も前から議論され始め、一体いつになったら決まるんだろう、と思っていた日本の次期戦闘機(FX)選定がいよいよ大詰めになってきたようだ。
FXは日本の3種の戦闘機のうちの一つ、F-4が退役するのでそれの入れ替わり機種を選定する作業。

次期戦闘機の予算計上へ 来年度防衛費、数機分
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010062602000063.html


記事では候補6機種から3機種に絞った、とある。
意外と有力候補に思われていた今の日本の主力戦闘機F-15のバージョンアップ機F-15Eはなくなったみたい。
やはりこれを選ぶと、F-15とF-2の2機種体制になってしまうので、機材不具合が見つかった場合、全ての同一機種の運用ができなくるというリスクをクリアできなかったんだろうか。



記事で残ったとある3機種は↓のもの。

1)F-35(ロッキード・マーチン社)

f35.jpg

世界最強戦闘機(しかもステルス機能)F-22の汎用機。

けど、こいつだけは選んではいけないと思う。
この記事にもあるように未完成なうえに問題だらけ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100621-00000304-giz-ent


肝心のステルス機能(レーダーに映りにくいこと)もなんちゃってステルスらしいので、アメリカの本家ステルス機F-22の足元にも及ばないダメ機の烙印がすでにおされているそうだ。

いつ完成するかも分からないし、2400台生産分のうち一体いつ日本にまわってくるのか未知すぎる。
せめて選ぶとするなら、きっちり完成してから見定める機種。



2)FA18E/F(ボーイング社)

F-18.jpg

3機種のうち唯一日本にすでに配備されている機種。
配備は自衛隊ではなく、米軍の厚木基地に配備中。

う~ん、これどうなんだろう。
・艦載機(空母用)なので日本にあっていない
・ステルス機能がない
・他の戦闘機より騒音がすごい

アメリカに政治的配慮するとなると、上のF-35かコレしかないのだけど、普天間基地の騒音問題で民主党は「騒音」という言葉に敏感になっていそうでもあるのでどうだろう。

5月に広島の岩国米軍基地の航空祭に行ったときに、コレが飛来していたけど、確かに爆音は他よりも圧倒的。
コレが配備される基地周辺の町が今までどおり我慢できるのか怪しいくらい。



3)ユーロファイター(欧州共同開発)

ユーロ.jpg



アメリカへの政治的配慮がなかればぜひ選んで欲しい機種。

アメリカとイギリスがロシアの主力戦闘機Su-27との性能比較をした際には、世界中の主力戦闘機の中でベスト2の性能成績をだしたのがコレ。1位は別格のアメリカのF-22。

また、アメリカ開発機では認められていない勝手な改造が大幅に認められているというのも大いにメリットだと思う。
アメリカ開発機はブラックボックス(機密情報だらけということ)だらけで何も日本国内ではできないらしいので。

政治的配慮がなければこれを選ぶのが最適だと思うのだけど、今の日米関係でそれができるかとなると難しいそう。

ちなみに今のユーロ為替相場は大幅なユーロ安円高。
ヨーロッパブランド品と同じで安く買えるいい時でもある。



と、個人的希望では、

ユーロファイター > F-18 > F-35

の順に希望したいけれど実際には、

F-18で一時しのぎし、最終的にF-35導入

というのが確率が高いんじゃないかなと思う。

1  2  3  4  5

« 神社仏閣観光 | 公務員からの社長ブログTOP |