うちの会社の第4期の事業展望

2014年から行っているネイルケアサロン事業も無事に3期が終わり、4月から4期目に突入しました。
なんだかもっとやっているような気がしますが、まだ4期目・・・
前に10年やっていた会社は光陰矢のごとし、というようなあっという間だったので、違和感を感じます(笑)


おかげさまで事業立ち上げ以降、第3期目も売上も引き続き伸び、BSとPLに細心の注意を払いながら経営したこともあり、無事に増収増益を達成できました。
頑張ってくれたスタッフにも無事に決算賞与も払うことができましたので良かったです。


ただ、今後のこの事業を冷静に俯瞰すると見通しとしてはどうかなと考えています。


やはり一番の課題は、うちだけの店でなく、美容業界、サービス業界全般に起こっている人手不足の大問題です。

残念ながら、もれなくうちも慢性的な人手不足に悩んでいます。
人手不足が原因で、3月には神戸店を閉店せざるを得ないという痛恨の極みの状況にもなりました。


もはや美容業界やサービス業界で人手不足に悩んでいない会社なんてごく少数ではないでしょうか。
どこの会社も店もが抱えている経営上の最大の問題なと思います。


美容業界は特に労働集約型ビジネスモデルなので、人材がいないことにはお店を開けられませんし、お客様を増やそうと思うとそれに比例して人材も用意しないといけません。


売上アップ=より多い人手の確保


という問題と常に向き合わなければなりません。



ただ、これから2020年の東京オリンピックに向け、緩い右肩上がりでも景気拡大は続いていくでしょうから、バブル期並みの有効求人倍率もさらに高くなり、中小企業にとってはさらに人手確保が困難になると思われます。

また、その肝心の労働者もこれからさらに進む少子高齢化社会でますます減っていきますし、労働集約型ビジネスモデルは、集客以前に人手不足の問題を解決しないことには明るい未来はないかもしれません。


なんだか暗い話ですが、これがはこれからさらに直面するサービス業にとっての大きな壁だと感じています。
まずは現実をしっかりと直視せざるを得ないと思います。


という訳で第4期のネイルケア事業は引き続きしっかりと店舗経営はしていくものの、この人手不足の難題を自社1社だけでなかなかたやすく解決できるものでもなさそうなので、次の方針で今期の事業経営をやっていこうと思います。


1)化粧品事業の本格化

おかげさまで3月から販売を開始した自社のオリジナルネイルケアオイルですが相当に良い売れ行きで推移しています。
国内に流通するどのネイルオイルよりも高機能・高価格な原料を使っていることももちろん、サロンイメージと合ったデザインやマーケティングがぴったり合ったかなと思います。


ネットでも販売して欲しい、という声も非常に多いため、6月からネット通販も開始予定です。
また年内には、第2弾、第3弾のオリジナル化粧品も展開予定です。
こちらもどこにもない変わったうちらしい商品になる予定で既に動いていますので、ご期待ください。


さて、ネイル業界は業界規模がたったの2300億円ですが、化粧品業界はその9倍の2兆円というデータになっています。
ただし、この2兆円というデータ、大手18社だけの売上合計値です。


すなわちそれ以外の諸々の会社売上を入れると、さらに大きな業界規模になります。
3兆円くらい!?


美容院の市場規模が2.2兆円なので、それよりも大きいのが化粧品業界ということになります。
業界規模を見るだけで既にワクワクしてくるものがあります(笑)


ネイル業界はどうしても業界規模が小さいこともあり、大きな展開が難しいこともありますが、この化粧品事業をこれから3年かけて売上を大きく伸ばし、ゆくゆくは事業売上比率を化粧品事業6、サロン事業4の比率にしたいと考えています。
化粧品事業は流通もコストがかかりますが、フルフィルメント(全代行)にし、社内は商品企画だけを行うイメージで考えています。


元々、ITやマーケティング分野は得意分野なので、3年でそれなりの売上規模にできる絵は描けています。
化粧品業界は私自身も初めての分野ですが、どの分野であろうと行うことは基本一緒なので、楽しみながら事業展開をしていきたいと考えています。


2)これ以上の店舗拡大の中止

冒頭の人手不足問題・・
どうにか全国10店舗を目指して頑張っていますが、ちょっとこれ以上の店舗拡大は厳しいかなと感じ始めています。


全国にネイリスト資格を持ち、現在働いているネイリストは8万人と言われています。
ただ、このうち99%はもちろんネイルアートがしたくネイリストになった方ではないかと推測しています。


となると仮計算でネイルケア専門店で働きたい人はおよそ残り1%の800名ほどです。
過去3年間でうちの会社には書類面接だけの人も含めると200名ほどは応募があったかと思いますので、となると残り600名ほどです。


これから競合店も出てくるでしょうが、何よりもネイル業界内ではなく、他業界との熾烈な人材獲得争いがより激化すると思われますので、これから先の店舗拡大を担えるだけの人材確保はちょっと厳しいかな・・・と冷静に考えてしまう訳です。


となると無理に店舗拡大を続けるよりは、現状の店舗数を維持し、より高い技術とサービスで顧客満足度を高める方がいいかなと考えています。
無理に店舗拡大を図ることはもはやうちの会社の至上命題ではないのではないか、と考える訳です。


なので、これから先はもう店舗オープンは滅多にないと思います。
都内にもっと欲しい、名古屋や福岡にも是非!と期待していただいてる多くのお声を今でもいただきますが、これから先の人材獲得・維持施策を考えると無理をすべきではないなと。
現状のお客様とスタッフの満足度をより高めることにこれから先は店舗経営の中心を置きたいと思います。



3)決算時期の変更

これはあまり関係ありませんが、今の決算期は3月ですが、それを変更し、7月にしようかなと考えています。


3月はどの業界も非常に繁忙期となり、あまりかまってもらえませんので(笑)、別に深い意味なく置いた3月に固執し、あえてその繁忙期の3月に決算時期を置く意味がないかなと思う訳です。


本当は半年づらし、9月を決算期にしたかったのですが、業界によっては9月は年の第2繁忙期という扱いのようなので早々に諦めました。
恐らく7月に決算期を変更したいと思いますので、お取引先企業の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


では、という訳で第4期の展望を書いてみました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。



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