株式会社くらしナビ代表取締役として現在33歳の元公務員社長。
同志社大学院商学科にてベンチャービジネスを学ぶ。
これからの役所の世界とベンチャービジネスの結びつきに可能性を感じ大学院後に2001年に大阪市役所入庁。総合職として健康福祉局、保健所、区役所、建設局など5年半の勤務の後に2006年7月に退職。
その退職10日後に現在の株式会社くらしナビを設立。関西地域でのアルバイト求人媒体の運営(非上場企業運営の求人媒体では関西最大規模)、求人サイト構築システムの企画(現在、業界トップシェア)、WEB支援事業などを行いつつ、2009年より長年の目標であったJリーグチーム「セレッソ大阪」のサポーティングカンパニーを開始。
また、起業・転職など脱公務員を希望する現役公務員からのコンサルティングを行い現在まで約200件の相談実績とともに、趣味から始めた写真撮影は入賞など多数あり。

2010年3月 バックナンバー

03月11日 12~16日の私宛の連絡に関して

明日12日~16日まで海外出張のため、私あての電話、メールアドレスの送受信が非常に困難になる予定です。

もしその間に何か会社にご連絡事項などあれば、会社宛までお電話いただき、電話に出ましたスタッフまでお願いいたします。
ただ、込み入った内容については分からないこともあると思いますができる限りのご対応させていただきます。
※急ぎでない用事(お茶・食事のお誘いや冷やかし連絡)は、メール、もしくは17日以降でよろしくお願いします!







03月10日 あれから早3年


今日は、ヘラクレス上場会社や未公開会社の経営者、大阪証券取引所、ベンチャーキャピタルさんら200人~300人が集まったJASDAQ近畿地域経営者倶楽部の交流会に参加してきた。


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実はこの交流会、前回、3年前の平成19年2月開催の時に参加している。
当時、公務員を退職して、会社を創業したのが平成18年8月なので、創業後まもない半年後に参加した想い出深い交流会。


その頃は、創業当初で売上も全くもって低く、まだ会社の基盤と言えるものなど何もなくて、「もしかしてうちの会社、創業早々につぶれるんじゃないか・・・、今潰れたら勢い良く飛び出したのに格好悪すぎるよな・・・」と日々心労耐えない毎日だった。


そんなヒヨコ中のヒヨコ企業がどういう訳か、たまたま知り合ったベンチャーキャピタルさんの紹介でJASDAQの交流会に参加させてもらえたものだから、もう異次元の世界、未知との遭遇だった。


当時のことで今でも鮮明に覚えているのは、名刺交換させてもらった企業さんの方で、気持ち上から目線の雰囲気で


『いや~うちなんて売上たったの30億ですよ、御社は何億くらいですか??』


と創業間もない自分にいきなり『 億 』という異次元な会話を振られたこと。
その時は、悔しくて悔しくて、思いっきり嘘で、

「いやいや、うちなんて10億くらいですよ、頑張れば20億くらいいったんですけどね~」

なんて訳の分からないコメント返しをしたことを覚えている(頑張りだけで売上が倍になるというのも意味不明)。

もちろんこれは全くデタラメな数字でほんとただ悔しかったから。
まあ簡単にその時の気持ちを表せば「調子ノリやがって・・・」と単なる妬み。

残念ながらその企業さんの名前が今となっては分からないのだけど、あれから早3年が経ったとのか、と思うと非常に感慨深い。



今回参加した印象は、なんだか全体的に元気があるようで元気がなくなったのかな、ということ。

3年前は多くの企業が売上拡大し、参加者の目がギラギラしていたように覚えているのに、今回はどうも沈みがちな人や元気ない会社さんも中にはいたような気がした。
実際はただ仕事疲れなのかもしれないけど・・・



懇親交流会ということで、山盛りにされた立食形式の食事に気をとられすぎて、肝心の交流会の時間が1時間もなく、あまり名刺交換できなかったけど、前から一度会ってみたかった社長さんや会社さん、取引先企業さんのスタッフの方とも偶然名刺交換できておもしろい交流会だった。


特によく地下鉄心斎橋や本町の駅ホームの壁にサーバーのデカイ広告「サーバーは人が守っている(確かこんな広告文言)」を出されている会社の社長さんや、リ○ルートの求人媒体製作に深く関わっている上場企業の支社長さんと名刺交換できたことは特に嬉しかったかも。


この交流会、毎年やっているのか、数年に1回なのかよく分からないけど、次回にも参加できるよう生き残っていきたいと思います。








03月06日 ヨーロッパ人から見たビリケンさん


今週から春のインターンシップに参加しているドイツ人学生さん、非常に勉強熱心で色々なものに興味がある。

 

この前、会社の近所にある新世界を見学してもらったら、「ビリケン」に非常に興味をもったようだ。

ビリケンは大阪では「ビリケンさん」の愛称で呼ばれるアメリカ発の幸運の神様で、1900年頃新世界にやってきていつのまにか新世界の名物になっている。足の裏を撫でると願いことが叶う、と言われ、観光客はひとまず撫でることがこれまた名物。

 

 

 

birikensann.JPG

 

新世界はビリケンさんだらけ。20~30体(神?柱?)ぐらい。

 

 

このビリケンさん、海外の留学生から見ると不思議というか理解できないことが多いようだ。

全くビリケンさん知識は詳しくはないけど、多分こんな感じが理由と思う、ということで色々説明してみた。なかなか鋭すぎて回答が難しい・・・

 

 


1) 神様をなぜお土産にしたりするのですか?

『頭がビリケン、体が別のキャラクターの人形やお菓子が売っていました。神様なのになぜ別々にするのですか?神様を商品にするのは理解できないです。』

 

なるほど、言われてみれば確かに。

まずこの疑問が湧く大前提にあるのが「神」に対する考え方の違いだろうと思う。

 

 

ヨーロッパで一般的なキリスト教は一神教の宗教(ここでは三位一体説など諸説は関係なく)

神というのは一神、絶対的な存在として君臨していて全ての万物は神から創造されたと考えられている。

信仰対象なのはもちろん畏怖の対象のため神を乱暴に扱うことは決して許されることではないので、神を神以外の存在へ歪めることや、商売として使うことはありえない。

 

 

一方日本は八百万(やおよろず)の神の文化。

以前は全ての万物に神が宿っていると考え、多様な神を信仰する文化がある。

だから日本人は、正月は神社参りし、お寺に行けばそこの仏を崇め、ハローウィンやクリスマスは何の日かもよく分かっていないまま祝うという習慣をすんなりと受入やすい。

いま流行っている「トイレの神様」の歌もすんなり受け入れられるのは八百万文化が多少はあると思う。

 

 

だからヨーロッパの人から見ると、「新世界の神様」として崇められているビリケンさんをキャラクター化した商品として販売されていることが理解し難いようだ。

 

 

ここで説明したのは、ビリケンさんが日本にやってきて100年経過する過程でビリケンさん自体が現在は信仰の対象という尊い存在というよりは、もっと身近な存在として認識されるようになっているということ。

つまり、ビリケンという神様をパロディー化し商品化しているのではなく、親しみある存在として考えられ扱われているのだろうと。

 

 

「恐らく今の日本人で心からビリケンさんを信仰している人はかなり少数だと思うよ、実際今までに信仰している神はビリケンです、という人に会ったことがないかも」と話をしたら驚いていた。

 

ビリケンさんの存在を捉える際の出発点を「神」として置くか、より身近な「幸福をもたらすキャラクター」として捉えるかで随分変わってくるものだと勉強になった。

 

 



 

2)信仰していないのになぜ足の裏を撫でるのですか?

 

上の続きで『では、なぜ信仰していない神様の足の裏を撫でたら願い事が叶うと思っているのですか?』という質問。

 

これは日本人が大好きなゲン担ぎの一種じゃないだろうか。

ローマのトレビの泉で後ろ向きにコインを投げれば願い事が叶う、と思われているのと同じようなもので、本気で願い事が叶うと思ってしているものではないと思う。

 

神社やお寺で神仏に祈る際に願うのと違い、ビリケンさんの足裏を撫でることにそこまでの深い意味はなく、新世界に来たらひとまず撫でることが、観光客の最低限行うことの一つになっているのではないかなと思う。

 



 

3)なぜアメリカの大統領を信仰したのですか?

 

大統領というのは、そもそもビリケンさんは、アメリカの芸術家が夢の中で見た神がモチーフになった想像神で、アメリカ大統領のなんとかっていう大統領の愛称がビリケンさんの名前の由来らしい。

 

 

ビリケンさんは、八百万神信仰があったからすんなりと海外の神を受入れられる土台があったのだろうし、明治維新後に始まった廃仏毀釈や富国強兵策からの海外文化、特に西欧文化への憧れなんかもあったのかもしれない。

 

もしくはそもそも新世界自体が当時の万博開催のために作られた人工的に近い町で、ニューヨークにあった遊園地を真似たルナパークを作ったこともあるので、そのシンボル的存在として誰も知らない目新しい神様が必要だったのかも。

 

なのでアメリカの大統領を信仰したという訳ではなく、誰も知らない全く未知な存在としてビリケンさんがく当時フィーチャーされたのでは、と思う。

 

 

いや~難しい。

普段、ビリケンさんにそこまでというか、たして何も考えたことすらなかったので、いきなり鋭い質問され回答に困ってしまう。

 

多分というか恐らく上の説明とは間違っているところがあると思うけど、まあこの程度が一般の日本人のビリケンさんの認識だよ、と伝え一応納得してもらった。









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