2009年7月 バックナンバー

07月02日 大国町はディープエリアだ

昨日の夜から右下の歯と歯茎が急に痛くなった。
痛み止めを飲んでもその場しのぎでどうしようもなく痛みが続き、今日の昼間に時間を見つけて会社近所の歯科で診てもらうことにした。我慢の臨界点を超えた。


ただ、会社がある大国町駅周辺の歯科事情には全く疎いので、グーグルで「大国町 歯科」で検索し、会社最寄の歯科を探すことにした。


ところが検索して驚いたことに大国町駅の周辺には歯科の数が非常に少ないようだ。


どの歯科がおススメなのかは当然に分からないし、クチコミサイトにも全く投稿がないので、会社近くにある歯科から順に電話予約をしてみることにした

1件目
 →電話繋がらず。そこの歯科サイトをよく見ると今日は休診日・・・


2件目
 →なかなか電話に繋がらず。ようやく繋がったが、おばあちゃんらしき人の声で「体調悪くてね、今はやってないんですよ、ゴメンなさいね」と。仕方ない・・・


3件目
 →「申し訳ありませんが、当院は審美歯科とかインプラントしかやってないんです」。まあ一般歯科よりその方が儲かるから仕方ない。


4件目
 →呼び出し音は鳴るものの誰も出ず・・・休み!? つぶれた!?

これは困った。
この時点ですでに残りの医院は数えるくらいしか残っていない。


でも歯というか歯茎は容赦なく痛い。仕事どころじゃない。
我慢する訳にはいかないので、5件目の歯科へ電話


そうすると嬉しいことに今から診てくれるということなのでスグに行くことにした。

が、歯科医院の前に着くと「大丈夫かココ・・・・」とものすごく心配に。

明らかに築3、40年は経過しているだろう古臭さ満点の建物に今にも崩れそうなガラスの扉。壁はもちろんヒビだらけ。


おそるおそる中に入ると、待合室は昭和というか戦前の診療所のような雰囲気。
うす緑色の鉄管があちこちむき出しになっていて、待合室の椅子は会議室によくある鉄パイプ椅子。置いてある雑誌は「婦人画報」のみ。

パソコンなんてもちろんない。

問診表は最近では見たことがないくらい古臭い書式だ。


しかも問診表の質問の一つには、『これからも当院での治療を望まれますか』と。


何て質問だよコレ・・・

これにYesと答えなかったら、一体どんな仕打ちが待っているのか怖くなり、止むを得ずはいにチェック。

待合室だけでなく、レントゲン室の撮影装置も見たことのないくらいの骨董品。
しかも、フィルムを入れ忘れた、と2回撮影された。
当然にデジタル撮影ではないようだ。


もちろん治療椅子や治療器具も一昔前どころか二昔前の装備。

いつも通っている家の近所のハイテク歯科とのあまりの装備スペックの違いにただただ驚くしかない。


ここは本当に現代なのだろうか。


公務員時代に医療監視(病院や診療所の監視をすること)の仕事で何十件もの歯科医院を回ったが、ここまでオールドタイプの歯科医院は見たことがない。

まさにノスタルジアだ。

そしていよいよ治療開始のために初老の先生登場。


座るやいなや勢いよく次の第一声。



『で、今日は何しにきたん?』

・・・・・


『いや、その、、、歯が、右下の歯が痛くて・・・』


あまりに唐突の先制攻撃に動揺してしまった。


恐ろしい。


やはり大国町は大阪のディープエリアだ。


患者に『今日は何しにきたん?』っていきなり聞くかオイ!

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